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英語de豆知識~世界のクリスマスをみてみよう~
みなさんこんにちは。
英語科の井上です。
2025年もあと少しになりましたね。
年越し前の大イベントと言えば・・・・
そう、クリスマス!
今回のブログではおそらく毎年楽しみにしているであろうクリスマスについて書いてみました。
今年はクリスマスについての理解を深めてお祝いをしてみましょう。
そもそもクリスマスとは・・・
クリスマスとはキリストの誕生を祝う日のことをいいます。
クリスマス「Christmas」もキリスト「Christ」とミサ・礼拝「mass」を併せた言葉で、
直訳すると「キリストを祝うミサ」という意味だそうです。
クリスマスカラーである赤と緑も赤はキリストの血、緑は永遠の命を象徴しています。
もともとはキリスト教徒がキリストの誕生を祝う日だったのですが、次第にそういった宗教的な意味だけでなく、
心温まる家族や友人との交流や、感謝の気持ちを伝える季節のイベントとしても大切にされていくようになりました。
一言でクリスマス、といっても世界の国々によって祝い方や風物詩は様々です。
いくつかの国のクリスマスについてみていきましょう。

イギリスのクリスマスの過ごし方は、家族が集まり、プレゼント交換や豪華な食事を楽しむのが一般的です。
12月に入るとアドベントカレンダーでクリスマスを待ちわび、クリスマス前にはクリスマスプディング作りを始めます。
当日は公共交通機関や多くの店舗が休業するため、家で過ごす人が多いです。

アメリカのクリスマスの過ごし方は、家族や親戚が集まり、家で七面鳥などのご馳走を食べてゆっくり過ごすのが一般的です。
プレゼント交換やクリスマスツリーの飾り付け、クリスマスキャロルを歌う、クリスマスの映画を見る、教会へ行くなどの過ごし方もあります。

また、ヨーロッパやアメリカではクリスマスはケーキではなくジンジャークッキーを食べるのが主流だそうです。

ドイツでは、クリスマスは家族と静かに過ごすための最も重要な祝日であり、日本のように商業的なイベントとしてではなく、伝統的な習慣に基づいた特別な期間として過ごされます。
特に、12月24日のクリスマスイブに家族が集まり、プレゼント交換や夕食を楽しみます。
ドイツではアドベントカレンダーの他に、アドヴェントクランツ、シュトレンなどを楽しみながらクリスマス当日を待ちわびます。
フランスのクリスマスは、ドイツ同様、家族や親戚と集まり、盛大かつ贅沢に食事を楽しみながら静かに過ごす、一年で最も大切な祝日です。日本のお正月のように、多くの店や観光施設が休業します。
フランスのクリスマスデザートは、薪の形を模した伝統的なケーキ「ブッシュ・ド・ノエル」が定番です。

オーストラリアのクリスマスは、南半球にあるため真夏の季節に祝われるのが最大の特徴です。
そのため、ヨーロッパや北米とはまったく異なる、独特のスタイルで楽しまれます。
家族や友人と集まって、屋外でアクティブに過ごすことが一般的です。

日本のクリスマスは、宗教的な意味合いよりも季節のイベントとして楽しまれており、独自の文化が発展しています。
欧米のように家族と厳かに過ごすというよりは、恋人とのデートや友人・家族とのパーティー、そして特定の食べ物を楽しむことが一般的な過ごし方です。
いかがでしょうか、国によって楽しみ方、食べる食べ物も様々でしたね!
