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クリスマスから英文法を学ぼう!
みなさん、こんにちは。
英語科の井上です。
前回は世界各国でのクリスマスの祝い方をみていきました。
※前回のブログ『英語de豆知識~世界のクリスマスをみてみよう~』はこちら>>
今回はそんなクリスマスに使える英語の文法をお伝えしていきたいと思います。
その前に・・・。
クリスマスの定番フレーズともいえる「Merry Christmas」ですが、
実はアメリカではタブーとされている言葉であることをご存じでしょうか?
Christmasとは以前にお伝えした通り、キリストの降誕を祝う日という意味。
つまり宗教的な意味合いの強い言葉であるといえます。
そのような言葉を、キリスト教を信仰していない人に言うのは宗教の押し付けでなはいか、
と考える人がいるからです。
様々な宗教を信仰している人がいるアメリカでは、そのような方達への配慮のため「Merry Christmas」ではなく、「Happy Holidays!」を使うそうです。
メリークリスマス!を目にする度に思い出してほしい豆知識でした![]()
それでは、文法をみていきましょう!
クリスマスに使える英文法
★ wish + 人(〇〇) + 名詞(△△) [〇〇に△△を願っています]
例:We wish you a joyful holiday season.
Wishing you a joyful holiday season.
あなたに楽しいホリデーシーズンが訪れることを願っています。
→楽しいホリデーシーズンをお過ごしください。
願う、祈るという意味のwishを使った表現です。
主語をつけず、ingをつけてWishing 人 名詞で使われることもあります。
ポイントは人(今回の場合はyou)の後は名詞であることです。
× Wishing you have a joyful holiday season.
〇 Wishing you a joyful holiday season.
★hope + (that) + 主語(〇〇) + 動詞(△△)(〇〇が△△であることを望む)
例:I hope you have a wonderful Christmas.
あなたが素敵なクリスマスを過ごすことを望みます。
→素敵なクリスマスを過ごせますように。
望む、希望するという意味のhopeを使った表現です。
hopeの後についているthatは省略して表現されることが多いです。
wishとは異なり、後ろは文章の形(主語+動詞)になっていることがポイントです。
ちなみに、同じお願いをするという意味のwishとhopeの違いですが、
その願いが実現可能かそうでないかが大きな違いといえます。
wishの場合は実現する可能性が極めて不可能に近い、または不可能な場合の時に使います。
hopeの場合は極めて実現ができそうなお願いの際に使います。
いかがだったでしょうか?
今年のクリスマスは「メリークリスマス!」だけでなく、
上記のような文法を使って+αなクリスマスメッセージを考えてみてくださいね!
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楽しみながら進路のことも知れるイベントになっていますので、ぜひご参加ください!
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We hope you join the Christmas event.
あなたがクリスマスイベントに参加してくれることを願ってます。
Thank you for reading.
Wishing you a Merry Christmas and joyful winter vacation.![]()
