滋慶学園高等学校

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心にも「休む時間」を。10月10日は世界メンタルヘルスデー

2026/10/07

「メンタルヘルス」という言葉を聞いたことがありますか?

最近では、テレビやSNSなどでも耳にする機会が増えてきました。

毎年10月10日は、「世界メンタルヘルスデー」です。

この日は、世界中の人々がメンタルヘルス(心の健康)について考え、理解を深めるための日です。

「心の健康」と聞くと、少し難しく感じるかもしれません。

でも、メンタルヘルスは、特別な人だけに関係するものではありません。

私たち一人ひとりに関係する、とても身近なテーマです。

今回は、世界メンタルヘルスデーをきっかけに、「心の健康」について一緒に考えてみましょう。


そもそも「メンタルヘルス」って?

メンタルヘルスとは、簡単にいうと心の健康のことです。

私たちの心は、毎日の出来事によって変化します。

楽しいことがあれば嬉しくなったり、嫌なことがあれば落ち込んだり、緊張する場面では不安になったり。

こうした心の変化は、誰にでも起こる自然なものです。

だから、「いつも元気でいなければいけない」ということではありません。

大切なのは、心の状態にも目を向けて、

「今、自分はどんな気持ちなんだろう?」

と気づいてあげることです。


中高生の毎日にも、心が疲れるきっかけがあります

中学生や高校生の毎日は、思っている以上にたくさんのことがあります。

学校の勉強。

テストや受験。

友達との関係。

部活動。

家族とのこと。

SNS。

将来の進路や仕事。

楽しいことがある一方で、知らないうちに心が疲れてしまうこともあります。

例えば、

  • なんとなくやる気が出ない
  • いつもより眠れない
  • 集中しにくい
  • イライラすることが増えた
  • 何をしても楽しめないように感じる
  • 人と関わることがしんどく感じる

など。

もちろん、こうしたことが一時的に起こることは誰にでもあります。

だからこそ、「こんなことで悩むなんて……」と自分を責めるのではなく、

「もしかしたら、今ちょっと疲れているのかも」

と、自分の状態に気づくことが大切です。


心にも「休む時間」を

疲れたとき、私たちは体を休ませます。

眠ったり、横になったり、好きなことをしたり。

それと同じように、心にも休む時間が必要です。

「もっと頑張らなきゃ」

「みんなはできているから、自分も頑張らないと」

と思うこともあるかもしれません。

でも、ずっと頑張り続ける必要はありません。

好きな音楽を聴く。

好きなことをする。

ゆっくり過ごす。

安心できる人と話す。

スマートフォンから少し離れる。

しっかり眠る。

自分に合った方法で、心を休ませる時間をつくってみましょう。


 一人で抱え込まなくてもいい

 

心が疲れているときに大切なのは、一人で全部抱え込まないことです。

家族、友達、先生、スクールカウンセラーなど、信頼できる人に話してみるだけでも、気持ちが少し整理できることがあります。

「こんなことで相談していいのかな?」

と思う必要はありません。

困ったときや悩んだときに誰かを頼ることは、決して悪いことではありません。

もし自分から話すことが難しいときは、

「最近ちょっと疲れている」

「学校のことで少し悩んでいる」

など、話しやすいところから伝えてみるのも一つの方法です。

そして、友達から悩みを打ち明けられたときも、無理に解決しようとしなくて大丈夫。

まずは話を聞いて、必要なら大人や専門家につなぐことも大切です。


「心が元気」って、どんな状態?

ここで、少し考えてみてください。

あなたにとって、

「心が元気でいる」って、どんな状態でしょうか?

よく眠れること?

好きなことを楽しめること?

安心して話せる人がいること?

自分らしく過ごせること?

無理をしすぎないこと?

きっと、答えは一人ひとり違います。

そして、毎日ずっと元気でいる必要もありません。

楽しい日もあれば、疲れる日もある。

やる気が出る日もあれば、何もしたくない日もある。

そんな心の変化も含めて、自分自身を大切にしていくことが、心の健康につながっていくのではないでしょうか。


 世界メンタルヘルスデーをきっかけに

10月10日の世界メンタルヘルスデーは、「心の健康」について考えるきっかけになる日です。

自分の心に目を向ける。

誰かの気持ちを想像してみる。

困ったときには誰かに相談する。

身近な人の変化に気づく。

こうした小さなことも、心を大切にすることにつながります。

「元気じゃなきゃいけない」のではなく、

「今、自分はどんな状態かな?」

と気づいてあげること。

そして、必要なときには誰かを頼ること。

それは、自分を大切にするための大切な一歩です。

世界メンタルヘルスデーをきっかけに、ぜひ一度、自分自身や身近な人の「心」に目を向けてみてください。

心にも「休む時間」を。


「世界の〇〇デーから学ぼう」

私たちは、毎月ひとつの「世界の〇〇デー」を取り上げながら、世界で起きていることや、私たちの身近なことについて一緒に考えていきます。

9月は「国際識字デー」。

そして10月は「世界メンタルヘルスデー」。

記念日をただ知るだけではなく、

知る → 考える → 自分の生活につなげる

そんなきっかけを、中高生のみなさんに届けていきます。

知ることから、世界は少しずつ広がる。

次回もお楽しみに!